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【書評】ストレス社会に生きる全員が必見『反応しない練習』

以前から書店で平積みされていて、気になっていた『反応しない練習』を読んだので、感想です。

サマリ

ブッダや仏教の教えを中心に、どうやって生きる辛さや悩み、ストレスに対処するのかを説明してくれる本になります。

仏教というと宗教臭を強く感じますが、読んでいてそこまで仏教いいぜ!最高!みたいな押し付けはないので、宗教とかに抵抗感がある人でも全然読める内容になっていると思います。

学んだこと

  • そもそも生きることは苦しいということ

どうしても落ち込んでいるときは、つらいなー苦しいなー早く楽になりたいなーと思いがちです。

と同時になんで、こんな思いをしないといけないのだろうと思ってしまうことも、生きていると誰もが思います。

ブッダさんはそれに対し、

道を生きる者よ、生きること(①)は苦しみなのだ。老いること(②)、病にかかること(③)、死(④)は、苦しみである。 厭わしい者と出会うこと(⑤)、愛する人と別れなければならないこと(⑥)も、苦しみである。求めるものを得られないこと(⑦)、ままならない人間の心(⑧)もまた、苦しみである。

草薙龍瞬.反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」(中経出版)(Kindleの位置No.202-205)..Kindle版.

と表現しています。

生きることは苦しみということが分かっているだけで、納得できるようになりました。

つらいなー大変だなーと思ったら、これが生きるってことなんだなと思えるようになりました。

  • 大事なのは心に苦悩を溜めないこと

この本では、心に苦悩を溜めないことの重要性を説いています。

人間にとって一番大切なのは、「心に苦悩を溜めない」ことです。どんな幸福感も、苦悩(という反応)によって、いつも台無しになってしまうからです。

草薙龍瞬.反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」(中経出版)(Kindleの位置No.1115-1116)..Kindle版.

この点に関しては、以前読んだ『サピエンス全史』にも、人間の幸福度には限界があると言っていたことと共通するところがあり、幸福度に限界があるならば、幸福を妨げるもの(苦悩)を減らせば良いと納得しました。(当たり前のことですが。。。)

肝心なのは、セロトニンの濃度が現在Xであるという事実だけだ。そのため、銀行家の幸福感は、はるか昔の祖先である中世の貧しい農民の幸福感を微塵も上回らないだろう。

ユヴァル・ノア・ハラリ.サピエンス全史(下) 文明の構造と人類の幸福サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福(Kindleの位置No.3459-3461).河出書房新社.Kindle版.

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福

この他にもブッダの教えを中心に人生における考え方をいろいろと説明してくれる良い本なので、心がもやもやするときや疲れているときに読み返したいと思います。(読み終わってから1週間程度しか経っていないですが、実際にすでに何回か読み返しています。)

読むべき対象者

  • 最近イライラしているなと感じている人
  • ストレスで疲れている人

は読むべき一冊だと思います。

逆に今自分らしく生きていて、幸せでハッピーと感じている方は読まなくても良いかもしれません。