【映画】『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』の感想
先日、2/24に公開された『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』を見に行きましたので、その感想です。
あらすじ
弘法大師として知られる空海さん(染谷将太さん)と詩人の白楽天(ホアン・シュアン)のふたりが長安で起こる楊貴妃に関係する謎に迫るという物語です。
感想
綺麗なCGがすごい
映画の中で幻術が使われるシーンがたくさんあるのですが、そのときのCGがものすごく凝っていて見とれてしまいました。
特に極楽の宴のシーンはすごくきらびやかで、見ていてファンダジー感がすごかったです。
空海さんが思っていたより活躍しない
日本のタイトルに空海と入っているので、空海さんがものすごく活躍したり、フォーカスされるのかと思いきや、映画のなかではそんなに活躍していないなと感じました。
天才といわれた空海さんなので、もう少し何がすごいのかピックアップしてもよかったかなと思います。
空海さんの天才ぶりは下記のブログで分かりやすく紹介されています。
今回の作品は日中共同製作映画なので、日本人である空海さんがそんなにピックアップされないのはしょうがないかなとも思いました。
英語のタイトルも『Legend of the Demon Cat』なので、どちらかと言うと、猫と楊貴妃中心の物語になっているかと思います。
当時の街並みや民衆の暮らしぶりが分かってよかった
当時、唐の時代に人々がどんな街でどんな暮らしをしていたのか建物や衣装がとても細かく作られていて、イメージしやすくためになりました。
結局何を伝えたかったのかがよく分からなかった
綺麗なCG、壮大な街並み、細部まで作り込まれた衣装などはとてもよかったのですが、結局のところこの映画では何を伝えたかったのかが、分からなかったのが、僕の正直な感想です。