フェイスブックの出会い系参入でマッチ・グループ株暴落と思うじゃん?意外と買い時かも
今朝起き、何気なく株価をチェックしていたら僕の所有するマッチ・グループの株価が22%も下落しているのに気がつきました。
何が起こったかと思って調べてみると、どうやらフェイスブックが出会い系サービスを展開すると発表したことに嫌気をさし、急激な売りが発生した模様でした。
たしかにフェイスブックは毎日14億人以上が利用する超巨大SNSサービスを展開しており、ティンダーなど出会い系サービスを展開するマッチ・グループからすると、真正面から衝突した場合、かなりの大打撃となります。
ティンダーが終わると主張するメディアもある中で、フェイスブックの利用者の半数以上が35歳以上であるということを踏まえるとティンダーとは違った市場を狙っているという主張もあり、現段階ではなんとも言えない状況となっています。
現時点で僕はマッチ・グループの長期的な利益には影響しないと考えています。
ティンダーはゲーム感覚、フェイスブックはリアルな出会い
ティンダーはアプリ内でスワイプして、自分の好みの人をゲーム感覚で選んでいくのに対し、フェイスブックでは単なる一夜限りでない、現実的で長期的な関係性を重視した機能を年内に組み込むということを主張している。
現状のティンダーの人気を踏まえると、フェイスブックの長期的な関係を持ちたいと思うユーザーがどれだけいるかは、今後慎重に見極めていく必要がある。
ティンダーはどちらかと言うと、一夜だけの人を見つけたいユーザーや気の合いそうなユーザーをたくさん見つけたいユーザーにとっては有益だが、今回のフェイスブックの出会い機能は専用のプロフィールを作成し、出会い機能をオンにしたユーザーの中で、参加するイベントや興味、趣味、関心などをもとに引き合わせるという形を採用するということで、ティンダーとは異なる利用方法になる。
たしかに今回のフェイスブックの新機能は、かなり魅力的でティンダーとは違った楽しみ方がもたらされるかもしれないが、必ずしもそれはティンダーといった出会い系サービスのユーザーを奪うことにはならない。
僕だったら、ティンダーも利用しつつ、フェイスブックの出会い機能も使用するという両刀使いで出会いを楽しむと思います。
ということで、今回のマッチ・グループの株価下落は一時的なもので、長期的には引き続き成長していく思いますが、資金が微妙なので、今回買い増すのは見逃したいと思います。
マッチ・グループの株を持っていて、どうしても今回のフェイスブックのニュースが脅威と感じる人はフェイスブック株を購入することでヘッジするのもありです。
とはいっても、フェイスブックが提供する出会い機能については、未確定な部分が多いので、慎重に見守っていきたいと思います。
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