【読書メモ】自分にとって何が重要かを考えるために『何を捨て何を残すかで人生は決まる』
読んだ本のメモです。 タイトルに惹かれて読んでみました。
何を捨て何を残すかで人生は決まる (青春新書インテリジェンス)
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2016/04/02
- メディア: 新書
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読んで欲しい人
- いやなことばっかりやっていると感じる人
- インプットの時間が足りないと感じる人
- 流されやすい人
この本の言いたいこと
本の序盤でこの本の言いたいことがすべて主張されています。
あなたが「いるか、いらないか」「やるか、やらないか」「持つか、持たないか」「会うか、会わないか」を選ぶ力は、誰も奪うことができません。 もし、あなたが何を望んでいるか明確にわからないのなら、まずは「やりたくないこと」をだけを紙に書き出してみましょう。
やりたいことはあっても、気づくとやりたくないことばかりやっていて、「何やってんだろ」と思うことは誰にだってあると思います。
僕のやりたくないこと
僕の場合やりたくないことは、
- 楽しくない飲み会にいつまでも付き合わせられる
- お金のことで将来に不安を感じる
- 仕事に関して時間に縛られる
- 無駄な物を買ってしまう
- 無駄な人付き合い
こんなとこでしょうか。 いざやりたくないことを考えろって言われてみると、意外と出てこないです。笑
やりたくないことを捨てるために
この本ではやりたくないことを捨てるためには「実験」が必要と主張しています。
本に記載されている「実験」の例は下記のとおりです。
「オフィスに向かう通勤経路を変えてみる」「1ヶ月の生活費を今の半分にしてみる」「年に1回ネット環境のない場所ですごしてみる」「部屋の中にある物を徹底的にいる、いらないで分別する」「飲み会の二次会には行かないと決める」
こういったことが小さな実験となり、成功しても失敗しても、その人の財産になるというわけです。
僕の例で当てはめると、
- 楽しくない飲み会にいつまでも付き合わせられる
→飲み会は基本的に断る。(一緒にいて楽しい人がいる場合は参加する)
- お金のことで将来に不安を感じる
→空いている時間で副業をやってみる。幸い僕の会社は副業が禁止されていないので、ちゃんと税金の処理さえクリアすれば問題なさそうです。
- 仕事に関して時間に縛られる
→これはコントロールするのが難しいですが、極論サラリーマンをやめれるくらい不労所得があれば、時間に縛られることはないです。仕事に関しては、お金のためもあるのですが、その他にもやりがいだったり、社会貢献だったり、いろんな要素があるので、なかなか難しいですが。。。
- 無駄な物を買ってしまう
→これはかなり改善の余地がありそうです。「生きるために必要なもの以外買わない」みたいな実験をしてみたらおもしろいかな。
- 無駄な人付き合い
→楽しくないイベントには参加しない。
この本ではこういった削ぎ落としていく感覚が自分の価値を高めると主張しています。
「自分のライフスタイルで重要なモノはなんなのだろう?」と見極められないいままでは、やみくもにあれが欲しい、これが欲しいと感じる欲を手放せないからです。
インプットの時間を作るためにスケジュールから天引き
この本の後半でインプットの時間について説明している部分がありました。 最近インプットの時間が圧倒的に足りないと感じる僕にとっては非常に参考になる部分がありました。
時間も「時間があったら勉強しよう」「暇ができたら本を読もう」「休みが取れたら人と会おう」では、いつまでたってもインプットのための時間を作ることはできません。
そこで、初めからインプットの時間をスケジュールに入れておき、時間を確保しておくことが重要となってきます。 僕は普段Googleカレンダーで予定を管理しているのですが、このインプットの時間に関してはあらかじめ予定にいれておくことにします。