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【読書メモ】元マイクロソフト社長成毛さんに学ぶ『黄金のアウトプット術』

この本の印象の紹介

インプット過多となっている現代の人々に対し、なぜアウトぷっとするのか、どうアウトプットするのかを成毛さんの考えに基づいて説明してくれている本になります。 今の時代スマホを開けば、溢れるほどの情報が入ってきますが、どうでもいい情報も混ざっていたりして、成毛さんなりのインプット法にも少し語られていて興味深い本でした。

この本の想定読者

この本はアウトプットしたいと考えている人はもちろんのこと、普段何気なくSNSばかり見ている人にも読んで欲しいと思います。 SNSで友人が楽しそうにしている写真を見て満足している人、そんな人にも読んでほしい一冊です。

本の中身について

本の冒頭で興味深い一文がありました。

お勉強はもう十分だ。さあ、思う存分、吐き出そう。

どんなアウトプットをどれくらいしたか、それがクリエティブな活動になるということを説明してくれ、自分もアウトプットしたいと思わされてしまうような冒頭でした。

その後はアウトプットの方法について、詳細に説明されています。

  • 書評の書き方
  • アウトプットする環境について
  • 話し方
  • プレゼン方法

など、様々な方法を明確な根拠で説明してくれ、このあたりは流石元マイクロソフトの社長だなと感じさせられました。

成毛さんがこれまで経験してきたアウトプットの内容が凝縮されているような感じがして、この一冊で成毛さんノウハウを吸収できると思うとコストメリットがかなり大きいんじゃないかと思います。

具体的な本の中身について

この本の中で、とても参考になったのは成毛さんのSNSの使い方の部分でした。

SNSは、ありとあらゆる人に同じように発言権を与えた。それは、素晴らしい知見がシェアされやすくなったことであり、それ以上に、くらだらない言説が世の中に広まりやすくなったことでもある。SNSはまさに玉石混淆なのだ。

玉石混淆。確かに良い情報も手にしやすい一方で僕は、悪い情報、どうでも良い情報がむしろSNSには多いのではないかと思っています。玉ではなく、石が多いイメージです。 なので、ここ最近はフェイスブックやインスタグラムは全く見なくなったという僕の状況に重なり、印象に残りました。

じゃあ成毛さんは全くSNSを使わないかというと、そういうことではなく、「一方通行」で使うことにしています。 発信のみです。つまりアウトプットツールとして、使用しているということです。

SNSでアウトプットしあに人は、そこにいないのと同じことになるからだ。では、何についてアウトプットするのかというと、それこそ、書籍やNHKの番組のような、出版や放送に到るまでのフィルターを通過してきた、信頼に値するインプットが適したテーマと言える。SNSは、アウトプットに使い、インプットには他のツールを使うことをすすめる。

著者の紹介

この本の著者である成毛眞さんは元マイクロソフトの社長として有名ですが、読書家でも有名です。 「成毛眞 読書」などでググるとめちゃめちゃ記事がでてきます。

成毛眞 - Wikipedia

現在はHONZという書評サイトの代表をやっていたりして、今もなお活発に活動しています。

honz.jp

ちなにみこのHONZという書評サイトは成毛さんだけでなく、厳選された人が厳選された小説以外の本を紹介するサイトとなっていて、とても面白いので僕もちょくちょく見ています。

まとめ

僕は主にブログという場でアウトプットしていますが、ここ最近やっぱり成功している人や活躍している人はアウトプットの質や量が半端ないなと感じることが多いのでこの一冊を取り上げました。

成毛さんという巨人のアウトプット方法を学ぶことができて非常に満足です。

これを糧に今後アウトプットし続けます。