【映画】『スパイダーマン:ホームカミング』の感想
『スパイダーマン:ホームカミング』のレンタルが開始されていたので、見てみました。
- 発売日: 2017/10/20
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感想としては、ストーリーの内容は微妙だったけど、SEとしてはかなり魅力的なテクノロジーが満載だったので非常に面白くみることができました。
ストーリー
ストーリーとしては、
アベンジャーズがぐちゃぐちゃにした街の修繕をやっていたが、途中でやめさせらた悪いやつが、このゴミ悪いことに使えるやんと気づく
↓
それでいろんな武器を作って、売りさばく
↓
たまたまスパイダーマンに知られ、それをやめさせようとスパイダーマンが頑張るが色々失敗する(街壊したり、船壊したり)
↓
スパイダーマンにスーツを提供していたアイアンマンであるトニー・スタークさんに怒られ、スーツを奪われる
↓
落ち込んだスパイダーマンは活動を一時やめ、好きな子とホームカミングに行くが、その際、好きな子の父親が悪いやつのボスであることに気づき、ホームカミングをドタキャンし、そのボスと戦う
↓
戦って、結局なんだかんだで、勝つ
↓
アイアンマンに認められ、アベンジャーズに誘われるが、断る
というストーリーになっていて、あまりリアリティは無い内容になっています。笑
見所
僕の考えるこの映画の見所は、なんといっても色々なテクノロジーが満載なところだと思います。
映画で使用されていたテクノロジーとしては、
- VR・AR
- ドローン
- ロボット
- 遠隔操作
- 声を変換する技術
- AI
- 録画機能
などでした。
特にトニースタークさんから提供されたスパイダーマンスーツにはAIが搭載されていて、スパイダーマンのサポートをしているシーンがワクワクしました。
映画のワンシーンでスパイダーマンがトニースタークさんに怒られる場面があるのですが、そこでトニースタークさんは、こう言っています。
私の数百万ドルのスーツのシステムを書き換え、私の忠告を無視した
数百万ドルということは、日本円に換算すると数億円から十数億円程度になります。
これぐらいで上記の機能を搭載したスーツが出来るなんて、さすがトニースタークさんだと思いました。(上記の機能は現代のテクノロジーでも十分にカバーできると思うのですが、小型化が課題になると思いました。)
また、映画のシーンでスーツに搭載されたAIがスパイダーマンに動画を見せたり、いろんなデータベースにアクセスしている場面があるので、何かしらのネットワークに接続していると推測しました。(おそらくスーツのどこかにSIMカードが入っていて、LTE回線を使用した通信しているものと思われます。)
参考までにアイアンマンスーツの見積もりを検討したサイトがあったので、紹介しておきます。
『アイアンマン』のスーツを実在のテクノロジーで再現しようと思ったら、とんでもない見積結果になった! - 見積書の書き方チェックリスト「ミツモリスト」
このサイトによれば、アイアンマンスーツのお見積もりは、1,155億400万円となっており、スパイダーマンスーツと比べるとかなり膨大な金額であることがわかります。
アイアンマンスーツを実際に作成しようと思ったときに、課題となるのは飛行機能だと思ったので、調べてみたところ、似た方式で飛行するテクノロジーを作って、試している動画を見つけたので、紹介しておきます。
かなりアイアンマンの飛行方式と近いですね。
まだまだ大きいので、やはり小型化が課題となりそうですが。。。
こちらの記事によると、4万ポンド(約550万円)で機材を入手したとのことでうので、1千万程度あれば、十分に飛行機能は手に入れられるのではないかと思っています。