【映画】月に行くまでの苦悩や失敗が半端ない『ファースト・マン』の感想
ファーストマンを観た感想です。
ファースト・マン 上: 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生 (河出文庫)
- 作者: ジェイムズ・R.ハンセン,James R. Hansen,日暮雅通,水谷淳
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2019/01/22
- メディア: 文庫
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一言でいえば、月にいくまでの過程が半端ないです! いろんな手順を踏んで何回も何回もテストを行っても繰り返される失敗。そして、ソ連というライバルの存在。月面着陸は税金の無駄と考える人々。月へ行くというミッションを抱えたパイロットの家族。 このあたりが絶妙に絡み合って面白い映画となっていました。
僕もシステムエンジニアをやっているので、似たような境遇で数々の失敗を起こして来たので、親近感が湧きましたが、ファーストマンに出てくるパイロット達は命がかかっているので、より緊迫した内容となっています。
ちょっとしたミスが命に関わってくる世界なので、何度も何度もテストをしたり訓練したりするのですが、それでもやはり本番では想定外のことが発生します。そんな中、主人公のニールは冷静に問題に対処していて、その姿勢は見習いたいと思いました。
命をかけてまで、なぜ月に行くのかと考えたときに、政治的な理由もあったかもしれませんが、単純に考えると好奇心が大きいのではないかと僕は思います。 ZOZOの前澤さんも月を周回する予定ですが、これも好奇心の一つの現れだと思います。
人間の強い好奇心が技術を発展させ、人類の発展に繋がっている、そんな感じがする映画でした。
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