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【映画】強いかわ女子『キャプテン・マーベル』の感想

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3月15日に劇場公開された「キャプテン・マーベル」を観に行ってきたので、その感想です。 前回の「アベンジャーズ インフィニティウォー」のラストシーンと関係し、今後4月に公開される「アベンジャーズ エンドゲーム」との布石となる今回の作品ですが、非常に面白かったですね。

なんといってもマーベル映画初の女性主人公のブリー・ラーソンの演技が可愛らしくも、パワフルで非常によかったです。他のマーベル映画とも比較しても、キャプテン・マーベルの個性が際立っていて、よかったです。

脚本自体もアンナ・ボーデン、ライアン・フレックのカップル監督・脚本で製作されており、非常に手の込んだ内容となっていました。

正直、「キャプテン・マーベル」を観る前までは、宇宙育ちのパワフル女子が悪い敵を懲らしめるというドラゴンボール的なストーリーを想像してましたが、そんな単純な内容ではなかったです。すみません。。。

過去の記憶があいまいなままクリー人として育ったヴァースが宿敵であるスクラルに捕まった仲間を助けようとするところからストーリーは始まります。

その任務中にスクラルに捕まってしまったヴァースはスクラルによって、失った記憶の一部を調査されてしまいます。そこで過去にローソン博士という人物と交流があったことをヴァースは知ります。

上手く逃げることができたヴァースは地球に降り立ったものの、ヴァースは自分のなくなった過去がこの星にあるではないかと疑問に思い、フューリーと空軍施設に向かいます。

そこで、ローソン博士のことを調査しますが、ローソン博士は事故で死亡した事実をヴァースは知りますが、同僚であったマリアと接触することに成功します。そこで過去の話を聞いている途中で、追って来たスクラルに囲まれますが、スクラル側からローソン博士が事故で亡くなった際のブラックボックスを入手したと聞かされます。

そのブラックボックスにこの映画の全てが詰まっていました。

  • ローソン博士はクリー人で戦争を終わらせようとしていたこと
  • ローソン博士を殺したのは、クリー人の司令官のヨン・ロッグであること
  • その事故の際に一緒にいたヴァースにエンジンのエネルギーを吸収し、強力なパワーを得たこと

もうまさにドンデン返しでした。すべてのストーリーがこの時点で繋がり、興奮しました。

そこからヴァースはクリー人ではなかったこと、信頼されていた司令官に裏切られたことを悟り、ローソン博士の隠されたラボに向かいますが、ラボでは司令官ヨン・ロッグたちが待ち受けていましました。

そこでヨン・ロッグたちにヴァースが捕らえられ、クリー人を率いるAIスプリーム・インテリジェンスに接触させられますが、強い意思で跳ね返し、パワーを制御していた装置を自ら外します。

そこからはもうキャプテン・マーベルの誕生です。 圧倒的な強さで敵を倒し、弾道ミサイルまでも跳ね返し、軍艦を体ひとつで破壊するその姿は爽快でした。

その後、戦いが終わると難民状態にあるスクラルと一緒に故郷を探す旅に出ると言い立ち去る際に、銀河の2倍の距離まで届くポケベルをフューリーに渡します。

これが「アベンジャーズ インフィニティウォー」で登場したポケベルでした。 エンドロールの際に、「アベンジャーズ インフィニティウォー」の後のシーンがでてきて、キャプテン・アメリカブラックウィドウの元にキャプテン・マーベルが現れたときは、実に楽しみな気持ちになりました。

4月公開の「アベンジャーズ エンドゲーム」、とても楽しみです。 サノス的には一仕事終えたことになっているので、どういったストーリーになるのかも気になるとこです。

余談ですが、映画の途中でキャロルが着ていたNIN(ナイン・インチ・レイルズ)のTシャツがとてもよかったです。