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【読書メモ】人生で悩んでいるそんなあなたに『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』

本の読んだメモです。

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

結論から言うと、悩んだその瞬間にまた手に取りたい、そんな本でした。

人類には長い歴史がありますが、やっぱりいつの時代も人々は似たような悩みを抱えています。 そんな悩みに対し、この本ではこれまでの哲学者たちが、どのように振る舞い考えたかを分かりやすく説明しています。

その中でも僕がいくつか感銘をうけた箇所をピックアップしてご紹介したいと思います。

お金持ちになりたい

まずは「金持ちになりたい」という欲求についてです。これは誰しもが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

僕はいまでも金持ちになりたいと思っています。笑

じゃあどうすればお金持ちになれるのでしょうか?

この悩みにマックス・ウェーバーが答えを出しています。

結論から言うと、

「お金という富への執着を捨て、ストイックに働いた人が結果としてお金持ちになった」とウェーバーはいうのです。

小林昌平.その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(Kindleの位置No.305-308).文響社.Kindle版.

ということです。

金銭欲の強い人にはお金があつまるわけではなく、人々の生活のために働いた結果としてお金が儲かり裕福になるとマックス・ウェーバーは主張しています。

あたりまえじゃん!

と思うかもしれませんが、実際にこれは非常に的を得ています。

Amazonのトップ、ジェフ・ベソスはAmazonというインターネットで手軽に買い物ができるサービスを展開して、1120億ドルという巨額の資産を築いています。 今のAmazonは人々の生活をより豊かにしました。しかもAmazonは、そのサービスのノウハウを活かしてクラウドサービスを展開し、様々な企業が利用し、企業の活動にも欠かせない存在となっています。

とにかく、人々の役に立つために働く!

そんな禁欲的な労働が人をお金持ちにするということは非常に納得しました。

自分を他人と比べて落ち込んでしまう

自分を他人と比較し、妬んで落ち込んでしまうことは人であれば少なからずあると思います。

僕の例を挙げれば、

  • あの人はなんであんなにお金を持っているのだろう
  • なんであの人は美人な彼女と付き合えるのだろう
  • あの人は仕事早いし、正確だけど自分は・・・

などなど、挙げればキリがありません。

そんな悩みに対し、ミハイ・チクセントミハイが答えを出しています。

「集中して取り組むべき何かをやりとげている時は、同時に自分の存在を感じるほどの注意力は残っていない」

小林昌平.その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(Kindleの位置No.1006-1007).文響社.Kindle版.

これだけ見ると、「ん?」って思うかもしれません。

日本社会は「所属」や「状態」を他人と比較することで証明したがる傾向にあります。

一方、行動することを重要する社会では、その「所属」や「状態」は全く関係ありません。自分の達成感や幸せはそういった「ステイタス」(状態)を比較することではなく、

「自分の持てる能力をぎりぎりまで使って、クリアできるかできないかの課題に真剣に取り組む」といった「する」体験の強さによって以外にはありえません。

小林昌平.その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(Kindleの位置No.981-984).文響社.Kindle版.

と説明しています。

その状態のことをチクセントミハイは「フロー体験」と呼びました。

このフロー体験を経験している人間は他人の存在はもちろん、自分の存在をも忘れ、エクスタシーの状態になると提唱しています。

僕の場合、とにかく夢中になるという体験をしているのは具体的には、フットサルをしているときだったり、ピアノを弾いているときだったり、プログラミングをしているときだったりするのですが、そんなときは他人の存在を忘れ、気持ち良い感覚になっています。

そんなフロー体験を求め、自分の能力ぎりぎりの課題に取り組む機会を増やすことが、他人と比較し劣等感に悩まされない秘訣なのかもしれません。

他人はあんな「状態」だけど、自分はこの「行動」しているときが幸せなんだと思えれば、この本を読んだ価値は大いにあると思います。

他人から認められたい。チヤホヤされたい

他人から認められたい。チヤホヤされたい。僕はそんな思いを日々思いながら生活しているわけですが、この欲求は心理学者マズローが提唱した欲求の5段階の中でも、より上位の欲求である「承認欲求」です。

誰かに認められたいと少しでも思ったら、それは承認欲求になるわけです。

現代社会では特にインターネットやSNSの発展で承認欲求をより求める傾向にあります。「いいね」欲しさに、綺麗な写真やイケてる写真をアップしている人々は「認められたい」そんな思いが少なからず、心のうちの中にあります。

それに対し、フランスのジャック・ラカンという精神分析家が、ある理論を提唱しています。

それは、

他者という現実の個人はいわば「小文字の他者」で、それとは別に、無意識の領域に「大文字の他者」というものが存在すると考えました。人間の承認欲求というのは業が深いもので、「小文字の他者(現実の個人)」だけでなく、「大文字の他者」に認められるという実感を得ることがなければ、十分に満足することができないと考えたのです。

小林昌平.その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(Kindleの位置No.1073-1078).文響社.Kindle版.

ん?

小文字の他者って何?大文字の他者って何?笑って僕も最初は思いました。笑

ジャックによれば、「小文字の他者」は現実に存在する個人のことで、「大文字の他者」は象徴的な大きな他者であり、「神様」のことらしいです。

この「大文字の他者」に認められない限り、人は真に承認欲求を満たすことができないと主張しています。 逆に「小文字の他者」の承認ばかりを求めていれば、短期的には欲求を満たされても、すぐ足りなくなり、また「小文字の他者」に認められたいと悪循環に陥ると語っています。

本では、「大文字の他者」の具体的な例として、

「人も車も見当たらない真夜中の交差点で、つい信号を守ってしまう」のも、「大文字の他者」の効果です。

小林昌平.その悩み、哲学者がすでに答えを出しています(Kindleの位置No.1084-1085).文響社.Kindle版.

つまりは現在の個人に認められたいと行動するのではなく、神様、自分のもつ信念、主義に認められるよう行動することが大事と僕は読み取りました。

とはいってもモテたいという思いは前からあるので、そこは目の前にある女性に認められたいと思い行動するのではなく、素敵な女性がそこにいたら声をかけ仲良くなるという僕なりの信念を持って行動すれば、それは「小文字の他者」ではなく、「大文字の他者」なると思います。

その他

他にもこの本では、人生でありがちな悩みを取り上げ、哲学者の解釈を分かりやすく答えてくれているので、僕は何かで悩んでいるなと感じたら、この本の目次を見て、そのページを見返すことになると思います。

ギックリ腰と筋肉痛の違いを医学部生に聞いた

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ジムで久しぶりにデットリフトをやったところ、翌日腰が痛かったので、筋肉痛かなと思っていたんですが、以前デットリフトでギックリ腰をやったことがあるので、もしかしてギックリ腰になったのでは?と不安に思ってたところ、僕の弟が外科系の医学部生であることに気づき連絡して確認してみることにしました。

結論から言うと、ギックリ腰ではないようでしたが、やりとりした内容はこんな感じです。

※あくまでも医学部生の見解なので、ほんとにヤバイと思った方はすぐに専門の病院に行くことを推奨します!

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弟によると、

ギックリ腰:突然の腰の激痛が原因で身動きがとれない状態のこと。突然腰が痛くなるのは、腰の骨の間の椎間板というクッションが慢性的に傷ついている状態で、ある動作をきっかけに痛みを感じ取る受容体まで伝わって急に発症するとのこと。

筋肉痛:運動で筋繊維が回復しようとして、炎症を起こしている状態のこと。

ということでした。

僕の場合、以前ギックリ腰になったときは、直後は動けない状態だったのですが、今回の場合デッドリフト直後は全然普通に動けた状態だったので、たぶん筋肉痛とのことでした。

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この辺でしびれや痛みの状態を聞いてくる感じが、医者なんだなと関心しました。笑

しびれを伴う腰痛はやばそうなので、しびれる方はすぐ病院に行きましょう!

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みなさんデッドリフトは無理しないで!

ということで、僕が参考にしているデッドリフトの動画をご紹介します。


【肉体】正しいデッドリフト講座【改造】 AF版

ピアノが趣味になり生活に充実感が増した話

フジロックに行ってから、YOSHIKIボブ・ディランのピアノを弾いている姿に憧れて、衝動的にヤマハの5万円くらいのピアノを買ってしまったのですが、とても良いです。

ここ最近は暇さえあれば、ピアノを弾くというお洒落な生活をしています。

ピアノを弾いているときは、とても集中というか夢中になっていて、ピアノ以外のことを全て忘れて弾いていて、とても充実しています。

僕の通う病院の心理士の方に、この話をしたところ、それはストレスコーピングの一種だと言っていました。

その方によるとストレスコーピングは、ストレスの対処のことで、瞑想もそのひとつとのことでした。

僕も普段から瞑想をたまにするのですが、ピアノを弾いている感覚はそれに近いものがあります。

瞑想は主に呼吸に集中するのに対し、ピアノを弾いているときは、楽譜と指に意識を向け集中しています。

そのことによって、気持ちを正常な状態に保つことができるらしいです。

その心理士の方によると、ストレスコーピングの方法は人によって異なるけど、多くのストレスコーピングを持っていた方が、良いとのことでした。

僕は小学校時代にピアノ教室に通っていたこともあったのですが、そのときは教室の雰囲気が堅苦しく馴染めなかったのですが、大人になって自由にピアノを弾けるというのがハマった理由かもしれないです。

ピアノを買って良かったこととして、それ以外に女子ウケが良いということもあります。

後輩の可愛い女の子と何気ない会話で、「最近衝動買いでキーボード買っちゃったんだよねー」って言ったところ、僕の勘違いかもしれませんが、「〇〇さんってピアノ弾けるんですね!」と目を輝かせて言われたので、男でピアノが弾けるのは人によってはポイントアップなのかなと思いました。

確かにバンドやってる男性は沢山いるんで、ギターくらい弾ける人は沢山いると思うんですが、ピアノを弾けますっていう男友達はあんまり会ったことがないです。

そういった点でもキーボード買って良かったなと思いました。笑

でキーボードを買って何を弾いているかと言うと、季節が夏ということもあって久石譲さんの「Summer」を練習しています。

小学校までしかピアノ教室に通っていない僕にとっては中々ハードルが高い曲なのですが、毎日30分から1時間程度練習して、やっと曲の半分くらいをゆっくり目で弾けるようになりました。

それだけでも結構達成感はあるので、最後まで通常のテンポで弾けたら、さぞかし気持ち良いんだろうなあと思い、ここ最近は練習に励んでいます。笑

というわけでピアノおすすめだよという話でした。(めちゃめちゃ場所とるけど笑)

フジロック2018 3日目(7/29)

前回の続きです。

saito.hatenadiary.com

いよいよフジロック最終日のレポートです。

2日目夜の嵐でお風呂に行けなかったので、朝起きてからシャワーを浴びに行きました。

フジロックでの朝シャワーは初体験だったのですが、10分程度の並びでさくっと浴びることができました。

シャワーを浴びテントに戻り、身支度をしてまずはホワイトステージに向かいました。

THE FEVER 333

最終日のまず一発目はTHE FEVER 333を見ました。

パンクっぽいバンドなのですが、彼らがステージ上に現れた時は異様な感じでした。

ボーカルのジェイソンらしき人が黒い袋みたいなものを被って、直立し音楽が流れます。

音楽がピークに達したと思ったその瞬間に勢いよくマイクスタンドからマイクを取り、曲が始まります。

勢いそのまま曲は続きますが、朝から非常に重いサウンドがホワイトステージに鳴り響いていました。

彼らもなぜか徐々にパンイチの状態になり、観客も大盛り上がりでした。

とにかく彼らの勢いは半端ない、そんな感じのライブでした。

かなり良いライブだったと思います。 f:id:tkm03:20180729112514j:plain

Suchmos

その後はグリーンステージに行き、Suchmosを見ました。

今年のNHKワールドカップのテーマソングも手がけていたので、非常に楽しみでした。

ライブの途中で演奏したビートルズの「Come together」なんかは個人的に大好きな曲だったので、一緒に歌うことができて最高でした。

なんと言ってもワールドカップのテーマソングである「VOLT-AGE」を生で聴けて、最高の瞬間でした。

MCで彼らも言っていたんですが、ルーキーアゴーゴーから始まり、その後ホワイトステージに立ち、いよいよ今年でグリーンステージに立つことができたということで、彼らもフジロックのグリーンステージでの演奏を楽しんでいるようでした。

やっぱりアーティストとしてフジロックのグリーンステージは最高の場なんだなと改めて感じました。

KACEY MUSGRAVES

Suchmos後は再びホワイトステージに向かい、KACEY MUSGRAVESというアメリカのシンガー・ソングライターを見ました。

彼女の透き通るような柔らかい声がホワイトステージにいる観客を魅了していました。

途中MCで話す声も普通に良い声で、聴いているだけで癒されました。

天気も晴れ晴れとしていて、清々しい感じでした。

Awesome City Club

その後ホワイトステージからレッドマーキーに移動し、Awesome City Clubを見ました。

僕がAwesome City Clubを好きになった理由は、曲の良さもあるのですが、ボーカルのPORINさんの可愛い姿をひと目見たかったからでした。

実際に見て、やっぱり可愛かったです。

「ダンシングファイター」のときに横向きになった、手を叩くときなどは最高に可愛かったです。

単独ライブがあれば、行こうと思います。

今回はレッドマーキーの真ん中ぐらいで見たのですが、今度はもっと近くで見たいです。

JACK JOHNSON

Awesome City Clubの後は、グリーンステージに移動し、JACK JOHNSONを見ました。

僕にとってJACK JOHNSONは嫌な思い出があります。

2014年のフジロックグリーンステージで大雨の中、JACK JOHNSONを聴くという最悪のコンディションを体験していたので、今年もそうなるのではないかと懸念していたのですが、今年はそんなことはなく天気はハワイアンな曲にあう軽く風がある晴れた天気でした。

とても癒される曲ばかりで、海ではないけど山に囲まれたグリーンステージにぴったりの雰囲気でした。 f:id:tkm03:20180729165222j:plain

BOB DYLAN & HIS BAND

その後はグリーンステージでBOB DYLAN & HIS BANDを聴きました。

僕はあまり好みではないのですが、ロックの殿堂である彼を見て見たかったので、グリーンステージにいたのですが、観客の数が半端なかったです。

ライブが始まると渋い音楽がグリーンステージに流れるのですが、しばらくすると僕は飽きてしまいました。笑

このあたりは個人の好みもあるので、仕方ないかなと思います。 f:id:tkm03:20180729185616j:plain

DIRTY PROJECTORS

その後はレッドマーキーに移動し、友人に誘われて、DIRTY PROJECTORSを見ました。

が、このときは疲れすぎて、ほぼ記憶がないです。。。

CHVRCHES

DIRTY PROJECTORSを途中で抜け、そのままホワイトマーキーに向かいました。

目的はCHVRCHESです。

CHVRCHESというかボーカルのローレンさんが目的です。

YouTubeとかで見て、とても可愛かったので、生で見たかったのです。

とてもノリノリになっているローレンさんを見たときは感動しました。

声もありえないぐらい綺麗な声で、今年のフジロックの締めにぴったりでした。

CHVRCHESの演奏が終わったときは、今年のフジロックも終わったと、フジロスになりました。 f:id:tkm03:20180808190558j:plain

オアシスへ

その後はお腹が減ってヘトヘトだったので、友人たちとオアシスへ行き、屋台でご飯を食べました。

オアシスでご飯を食べながら聴いたCHAIが地味に良くて、ここ最近一番聴いている気がします。笑

この時点で僕の腰の疲労はピークでした。

連日の移動や立ち見などで、腰が痛くて痛くてたまりませんでした。

毎年フジロックでは少し腰が痛くなる程度だったのですが、ここまで腰が痛くなって、少し衰えたのかなと思いました。

反省点や気づき

  • 朝シャワーは結構空いていて良い
  • その内腰が痛くなってくるので、腰回りの筋肉を鍛えると共に定期的にストレッチをして血流を良くする

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フジロック2018 2日目(7/28)

前回の続きです。

saito.hatenadiary.com

やっぱり天気の良いフジロックの朝は暑くて、もう8時くらいには起こされます。笑

午前中は特に見たいアーティストがいなかったので、起きてからテントでご飯食べたり、友人と話したりしてゆっくり過ごしました。

そんな時間もフジロックの楽しみのひとつです。

体は疲れているのに、心は解き放たれている感じかして、なんともいえない気持ちになります。

小袋 成彬

2日目はまずレッドマーキーで小袋さんを見ました。

とても綺麗な声に非常に癒されました。

天気の良い夏にぴったりハマっていて、心地よかったです。

SUPERORGANISM

その後はオアシスの屋台で軽くご飯を食べて、SUPERORGANISMを見ました。

SUPERORGANISMの人気ぶりはとてもすごかったです。

レッドマーキーの真ん中より少し前くらいにいたのですが、もう満員電車ばりの混み具合ですごかったです。

SUPERORGANISMのなんとも言えない、ゆるい音楽がレッドマーキーに鳴り響き、ボーカルのOronoさんが時折放つ叫び声がかっこよかったです。

来年の1月に恵比寿LIQUIDROOMで単独ライブを開催するので、絶対に行こうと思います。

Superorganism|LIVE INFORMATION|SMASH [スマッシュ] Official Site

マキシマム ザ ホルモン

その次に見たのはマキシマム ザ ホルモンでした。

正直僕は彼らのライブを体験するのは初めてだったのですが、とても衝撃的でした。

ボーカルのダイスケはんさんのMCで「お前たちの戦闘力がどれくらいか」と叫んだ瞬間は、会場のボルテージが一気に高まりました。

彼らも初フジロックということで、かなり楽しみにしていたようで、熱いライブでした。

SKRILLEX

そのままグリーンステージに残り、SKRILLEXを見ました。

グリーンステージでDJを見るのは、デットマウスぶりだったのですが、その際は観客の盛り上がりが今ひとつでグリーンステージにDJは合わないかもと不安になりましたが、SKRILLEXがステージに出てきた瞬間にそんな不安は一気に吹き飛びました。

数々の名曲を人通り流し終わった後に、X JAPANYOSHIKIが現れ、「Endless Rain」が流れたときは、流石に感動しました。

SKRILLEXの代表曲である「Scary Mosters and Nice Sprites」に合わせて、YOSHIKIがドラムを叩く。 そんな歴史的とも言えるイベントに立ち会うことができて、とても満足でした。

SKRILLEXは僕の中で世界一のDJです。 f:id:tkm03:20180807205403j:plain

KENDRICK LAMAR

2日目のヘッドライナーはKENDRICK LAMARでした。

KENDRICK LAMAR 。。。

今年のフジロックで1番よかったです!

バンドセットを正面に向けるのではなく、左右に平行になるように並べ、ステージ上を広く使える異様な環境で、ひとりの人間であそこまで数万人のオーディエンスを圧倒し、感動させることができるのは、とにかくすごい!

同じ人間とは思えませんでした。

最後のアンコールで演奏した「All The Stars (with SZA)」は一生忘れない体験でした。

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テントへ戻ると事件が。。。

KENDRICK LAMARが終わってテントに戻ると、強風でテントの一部が崩れていました。

もう少しちゃんとペグを打ち付けておけばよかったです。

周囲のテントもかなりやられている印象でした。。。

そのまま雨風が強かったので、その日はそのまま風呂に入らず寝ました。

反省点や気づき

  • テントを設営するときは、風にやられないようにペグをしっかりと打ち込む
  • 濡れちゃいけないものは、テント内に入れる

フジロック2018 1日目(7/27)

遅くなりましたが、フジロックの振り返りです。 f:id:tkm03:20180727091336j:plain フジロックの朝は早いです。

7時ぐらいになってテントに日が当たり始めると、テント内の気温が上がり強制的に起こされます。

前にキャンプ用の扇風機を試したことはあるんですが、それでも全く効果はなかったので、もうフジロックはそういうもんだと思って、最近は割り切るようにしています。

朝起きて、会場に行く準備をしていると帽子がなくなっていることに気づきました。

超焦りました。。。

帽子がないとなると、前夜祭の日光で日焼けしまくった件を踏まえると不安で仕方なかったです。

昨日の苗場温泉で忘れてきたと思い、苗馬温泉のフロントで確認したのですが、なかったです。。。

ちなみに苗場温泉では、このとき忘れ物を綺麗にビニールの袋に入れて、保管しておいてくれてるので、苗場温泉で何か忘れた方は希望を失わないで下さい。 (結構汚れた肌着とかも保管していてくれました。)

苗場温泉になかったので、途中の道で落としたものと思い落胆して、テントに戻り遅めに起床していた友人に確認すると、マットの下にあるよと言って、マットの下をめくると帽子がありました。笑

超嬉しかったです。 このまま帽子なしで3日間過ごすとなると、超つらかったです。

トラブルはありましたが、テントで会場に向かう準備をして、グリーンステージに向かいました。

まず最初の目的はMONGOL800です。

中学生ぐらいのときにめちゃめちゃ聴き込んだし、バンドでコピーしたりしたので、そこそこ思い入れはありました。

MONGOL800

10時くらいにグリーンステージに行くと、そこそこお客さんもいて、いよいよフジロックが始まるという雰囲気が漂っていました。 f:id:tkm03:20180806205456j:plain

メンバーがステージに出てきて、いきなり代表曲の「あなたに」が始まりました。 世代の人であれば、最初のギターのリフを聴いた瞬間に会場の温度が一気に上がりました。

走ってステージ前に向かう人や立ってジャンプする人、多くの人が一気に盛り上がりました。

僕はこれでMONGOL800を見るのは3度目になるのですが、一番よかった気がします。

途中11時から営業開始する象印さんの無料のお茶を汲み、それを飲みながら聴いた数々の名曲は最高でした。 f:id:tkm03:20180727112506j:plain

GLIM SPANKY

MONGOL800を聴いた後は、そのままグリーンステージに滞在し、GLIM SPANKYを見ました。

僕は今回のフジロックで初めてGLIM SPANKYと出会ったのですが、予習している段階からとてもレミさんの声が気に入っていて、かなり聴き込みました。

その甲斐あって、一番始めに演奏してくれた「愚か者たち」では一緒に歌えて、気持ちが高ぶりました。

GLIM SPANKYの亀本さんが弾く渋くかっこいいギターの音色とハスキーで力強いレミさんの声が、広いグリーンステージに響き渡っていて、とても感動しました。

LET'S EAT GRANDMA

その後はレッドマーキーに移動して、途中からLET'S EAT GRANDMAを見ました。

イギリスの女性デュオなのですが、正直世界感が強すぎて僕には理解ができませんでした。

ただ、寝そべって歌ったり、二人で手を叩いて踊ったり、とても仲良し感が伝わってきました。

まだまだ若いので、今後に期待したいです。

ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA(feat. 仲井戸”CHABO”麗市、甲本ヒロト奥田民生トータス松本)

LET'S EAT GRANDMAを見た後は、グリーンステージに移動して、毎年見ているROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRAを聴きに行きました。

今年は女性ボーカル&ダンサーが出なかったのが残念でしたが、やっぱりドラムの池畑さんのテクニックは素晴らしかったです。

あんなかっちょよくて渋いおっさんに自分もなりたいと思いました。

YEARS & YEARS

その後もそのままグリーンステージに待機して、YEARS & YEARSを見ました。

ボーカルのオリーがステージの後方から出てきた瞬間は、その異様ななんとも言えないエロっぽい雰囲気に圧倒されました。

「Sancctify」で始まり、ステージ上をくねくねと楽しそうにダンスしながら、歌うオリーにみんなが釘付けとなりました。

ライブでしか感じることのできないオーラにグリーンステージが包み込まれた感じがして、またフジロックで見たいと思いました。

次はヘッドライナーで見たいです。

サカナクション

その後もグリーンステージでサカナクションを見ました。

サカナクションは山口さんの存在感が強くも、周りのメンバーのそれぞれの演奏が光っている印象でした。

「夜の踊り子」なんかはグリーンステージの夜の雰囲気とマッチしていて、今この瞬間しか感じることのできない充実感に満たされました。

どのアーティストもそうなのですが、フジロックで一度聴いてしまうと、その他のライブでは物足りなくなってしまうのも、フジロックのもつ凄さだと改めて感じさせられました。

N.E.R.D

1日目のヘッドライナーはN.E.R.Dでした。

ファレルさんはこれまで綺麗系の音楽が多かった気がするのですが、N.E.R.Dでやりたかった音楽がなんとなく伝わってきました。

みんなで盛り上がって、ワイワイしたいそんな感じが伝わってきました。

途中で「Get Lucky」も歌ってくれて、Duftpunk好きの僕にとっては、貴重なひとときとなりました。 f:id:tkm03:20180727212455j:plain

HVOB

ヘッドライナーが終わってもフジロックはまだまだ終わりません。

僕はそのままレッドマーキーに行き、HVOBを聴きました。

正直この時は疲れすぎて、あんまり記憶がないです。笑

Ichiro Yamaguchi

そのままレッドマーキーに滞在して、サカナクションの山口さんのDJを聴きました。

疲労の中、聴いたテクノにはとても癒されました。

それとあんなライブで歌った後に、よくDJができるなと思いました。

僕もたまにDJをやったりすることがあるのですが、全力で歌った後にDJは無理です。笑

JON HOPKINS

僕のフジロック1日目の締めくくりはJON HOPKINSさんでした。

アンビエントな音楽がレッドマーキーに漂い、異様な雰囲気だけど、なんかかっこいいという感じでした。

途中機材トラブルで数分音楽が止まってしまったのが、残念でした。

もっとちゃんとライブを楽しみたかったので、単独で来日するときは必ず行きたいと思います。

ESNE BELTZA

JON HOPKINSが終わって、キャンプへの帰り道を歩いていると友達がクリスタルパレスにいるとのことだったので、立ちよってみました。

すると、めちゃめちゃ盛り上がっていたので、そのままESNE BELTZAを見ました。

とてもアゲアゲで熱い曲が多く、お客さんも盛り上がっていました。

曲を知らなくても、リズミカルな曲が多く単純に楽しかったです。

もうこのころには僕の体力も限界でした。。。笑

苗場温泉へ

そのままキャンプサイトに戻り、苗場温泉の状況を確認すると、全然並んでいなかったので、一旦テントに戻り風呂の準備をして、苗場温泉に入って、寝ました。

とても長い1日で体力的にかなり消耗しましたが、心が解放されていく感じがフジロックだなーと思いました。

反省点や気づき

  • 荷物を無くさないため、テント内の荷物は整理整頓する
  • 水筒は意外と邪魔になる
  • 4:00ぐらいになると苗場温泉は空いている

フジロック2018前夜祭

今日は朝6:30に苗場に到着して、そこからテントの場所取りの列に並びました。

会場には既に30組程度のグループが待っている状況でした。

そこから11:30くらいに始まる開場まで、5時間くらい待つわけなのですが、今年は日光がやばかったです!

日焼け止めを塗ったにもかかわらず、肌が赤くなってしまい、ヒリヒリしてしまいました!

去年は小雨が降っていたので、完全に油断しました。

その後はテントを設営して、木陰で少し昼寝をしてから、前夜祭に向かいました。

前夜祭での花火は最高でした!

iPhoneで花火をしっかりと撮るのむずい。。。

そのあとは軽くご飯を食べて、苗場温泉(500円)でお風呂に入ったのですが、以前まではタオルを貸してくれたのですが、今回は貸してくれなかったので、苗場温泉を利用する方は注意が必要です。

と、こんな感じの前夜祭でしたが、日光で日焼けしたことでだいぶ体力を消耗してしまったのは、誤算でした。。。

反省点

  • 外で長時間待つ際は、長袖、タイツを着用する
  • 花火の写真の撮り方を学ぶ