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子供を持つということ

昨日職場で、 Aさん「Bさんは子供とか作らないんですかー?」 Bさん「作らないよーだって3000万円かかるじゃん」 Aさん「へーそんなにかかるんですね」 という会話を横で聞いて、普段なら聞き流すのですが、少し引っかかるところがありました。

こんな会話を耳にするとお金じゃ買えない幸せがあるとか、子供をお金に換算するなと批判する人がいそうですが、それも一理あると思っていますし、一方でお金がなく計画的に子育てできないと子供がかわいそうという意見もあると思います。

ただ、僕が思ったのは上記の会話の子供を自分に置き換えたときに、僕の親は僕に3000万円かけて、幸せだったのかなと考えてしまうようになりました。

仮に僕が社会人になるまでに、3000万円の費用がかかったとして、それ以上の幸せを得たのかどうか気になって仕方がないのですが、多分僕の親に僕がいなかった場合、その3000万円で今よりも幸せになっているかとNoという回答が返ってくると思います。

特にこれといった親孝行はしていませんが、親と過ごした時間を思い出すと、どれも貴重で価値のある体験で、とても3000万円では買うことのできない経験だったと思います。

これは僕と親が良い関係を築くことができているからで、そうではない人は、なんで自分を生んだんだと思う人も少なからずいると思いますが、それもまた一つの人生だと思います。

なので、何が言いたかったというと、これまで僕は子供を持つということはそれなりにお金のかかることということばかり考えていて、子供を持つことの幸せを全然考えてなかったということです。

子供を持つということに多少なりとも抵抗があったのですが、職場の何気ない会話で考えが少し変わったよというお話です。