【書評】お金ではなく時間の投資という考えが分かる『レバレッジ時間術 ノーリスク・ハイリターンの成功原則』
最近、やりたいことが多いことと、仕事量が多く帰る時間も遅くなって帰るとダラダラしてしまうことが重なって、時間の使い方が下手だなと思うことが多々ありました。
そんな中、Kindleストアをふらついていると、本田直之さんの本で良さげなタイトルだったので、読んでみました。
レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 新書
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本田さんの価値観でいうと、
時間 > お金
ということが何度も繰り返し表現されていて、非常に日々のだらしない生活を反省しています。
お金と時間の違いとは、「お金は取り戻すことは可能だけど、時間は取り戻すことができない」ということを、この本で何度も主張しています。
なくした1000万円はいくらでも取り返せますが、今ここでムダに過ごしてしまった一時間は、二度と取り返すことができません。
1000万円はなくすと大きいですが、確かに過去のダラダラ過ごしてしまった1時間は取り返しのつかないことです。
意外と上記の価値観は、普段生活していると忘れがちです。
かといって、ダラダラ過ごすことは悪いことではないとこの本では主張していて、健康の為に意識して、ダラダラ過ごすことは、確保すべきとも主張しています。
では、どのように時間を確保していくかというと、本田さんはまずは自分の時間の記録からすべきと主張しています。
具体的にはまず、時間の使い方を、大きく四つのカテゴリーに分類します。一つ目は自己投資である「インプット」の時間。この内容は人によって変わってきますが、私の場合は、人に会う時間、読書の時間などがこれにあたります。二つ目は仕事をしている「アウトプット」の時間、三つ目は食事や風呂や睡眠などの「生活」の時間、そして四つ目は自由に使う「プライベート」の時間です。そして、一日二十四時間を、三〇分〜一時間単位ぐらいで、四つのカテゴリーに分類して記録するのです。
四つのカテゴリーである
- インプット
- アウトプット
- 生活
- プライベート
という考えは、これまでの自分には明確になく過ごしてきました。
自分のこれまでの生活を振り返るとアウトプットである仕事と自由な時間であるプライベートの時間が大半であると感じています。
時間を有効活用する、時間を投資するという意味では「インプット」の時間を最優先で決めてから、その他の時間を割り当てるということが重要になってきます。
優先順位的には、
インプット> アウトプット > 生活 > プライベート
という順になります。
このあたりを意識できるようになれば、時間を有効活用できより充実した人生を送ることができると思います。
ひとまず、自分の時間の使い方を記録するために、手軽に時間を計測できる「Toggl」を使用して今後自分の時間の使い方を記録していこうと思います。