【読書メモ】初心者トレーダーにおすすめ『マンガでわかる 35年連戦連勝 伝説の株職人が教える!1億円株塾』
先日僕の父親が家に遊びにきた際に置き土産としてもらった『マンガでわかる 35年連戦連勝 伝説の株職人が教える!1億円株塾』を読んだので、その読書メモです。
- 作者: 相場師朗
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: 単行本
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著者である相場師郎さんの技術をマンガを通して分かりやすく伝えてくれているのが、この本の良さです。 ゴールデンクロス、デットクロス程度の知識は僕でも把握していましたが、相場師郎さんの独自の技術が盛り込まれていて、参考になる部分が多くありました。
ただ、この手の本は過去のチャートありきで説明しているので、自分なりにこの本に載っていない過去チャートで繰り返し検証することが大事です。
この本で学べることは下記のようなことです。
- チャートを見て、読むという練習を繰り返し、量をこなす
- 再現性を見つける
- ローソク足の基礎
- 移動平均線の見方
- PPP(すべての移動平均線が上向きのこと。相場師郎さんの言葉です。)
- 下半身(5日線が、横ばいもしくは上向きに転じたときに、陽線のローソク足がカラダ半分以上、線を突き抜けること。相場師郎さんの言葉です。)
などです。
中でも大事なのは、チャートを繰り返し見て、相場感を掴むことと語っています。
たしかに与沢翼さんも言っていたなー。
短期トレードで勝つために重要なのは、「値動きのパターンを浴びるように見てきたかどうか」です。 過去の経験から「浅すぎてまだ入るには早い」とか「売られすぎているから今こそ入るべきだ」と判断する。 この男はなぜ“稼げる”のか。投資家として生まれ変わった「新生・与沢翼」を徹底解剖!|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル
浴びるようにチャートを見る、これが相場で勝つための秘訣なのかなと思いました。
相場師郎さんは過去の日足のチャートをスライドさせながら次の値動きを予想するという練習法を「紙芝居式の値動きリーディング」と呼んでいます。
この本のはじめにの部分で、相場師郎さんの相場に対する思いが書かれているとこが特徴的で惹かれたので、紹介します。
投資も同じです。利益を生む道具があり、その道具を使いこなす技が必要なのです。料理人にとっての道具が包丁なら、株職人にとっての道具はローソク足と移動平均線です。それを使いこなす手法、それが「技術」です。
すべてはチャートで説明される。これが相場師郎さんの考えです。 決算が良くても株価が下がる、決算が悪くても株価が上がるなんてことは、ざらにあります。
先週も丁度、長期保有目的で保有していた五洋建設の株価がストップ安になりました。 僕的にはそんなに決算が悪いというわけではないと感じたにも関わらず、ストップ安になりました。
五洋建設は配当もあるし、そこまで気にしていないのですが、損益でみると現状かなりのマイナスなので、投資効率が非常に悪いです。
長期投資は投資効率が悪い。
そんなわけで、ここ最近は短期トレードを始めたわけですが、なんとなく買い、なんとなく売っていては、儲かるわけがありません。 相場師郎さん、与沢翼さんも言っているとおり、ひたすらチャート繰り返し見て、自分なりの相場感、軸みたいなものを持っていなければ、短期トレードで勝つことはできないと思っています。
そのための道具がローソク足であり、移動平均線というわけです。
この本のおわりにの部分でも繰り返しになりますが、同じようなことが語られています。
株職人として成功を収めるためにはひとつひとつのワザをとことん学び、練習し、努力することが大切なのです。 そして、5階級制覇の偉業を成し遂げた史上最強のボクサー、フロイド・メイウェザー・ジュニアのこの言葉も記しておきましょう。 俺はハードに練習してるぜ。 お前らが休んでいるとき、俺は練習している。 お前らが寝ているとき、俺は練習している。 お前らが練習しているとき、当然、俺も練習している。
メイウェザーやばすぎるでしょ!笑
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