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「FIREムーブメント」っていうのを知っていますか(経済的に独立して早期退職)

最近こんな記事を見ました。

www.gizmodo.jp

FIREムーブメント。

FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)

早い段階で配当なりの運用で、経済的に自由な生活を送ることをFIREというらしいです。

そうそう。僕が目指しているのもこれこれ、と読んでいましたが、なかなか記事の内容がぶっ飛んでいました。

Pete Adeney(ピート・アデニー)さんの場合

この記事で紹介されているPete Adeney(ピート・アデニー)さんは

夫婦で各6万7000ドル(約750万円)のソフトウェアエンジニアの仕事をしながら無駄遣いを一切やめて貯めこみ、20万ドルの家と60万ドル貯まった30歳のところでスパッと会社を辞めました。60万ドルあれば運用利回り4%を生活費に回すだけで、夫婦と子ども計3人の家計は十分回っていくと考えたからです。

ふむふむたしかに、と一瞬おもったのですが、夫婦でそれぞれ750万円ってことは、年間1,500万円の収入になります。 60万ドルの資産で運用利回り4%ということは、日本円で約270万円程度になります。

ただ、30歳時点で20万ドルの家+60万ドルの貯金ってやばくねって思いました。

合計で80万ドル、日本円に換算すると約9千万円になります。30歳時点でこれほどの資産を築くのは、そうとう至難ではないかと思いました。 仮に20歳から働いて貯金したとしても年間で900万円ずつ貯金しなければなりません。 日本の場合、学部卒で入社したとしたら22歳なので、だいたい年間で1,100万円強を貯金しないといけないことになります。

ピートさんは夫婦で資産を築いたということなので、仮に独身であった場合でも年間で450〜550万円貯金しなければいけないことになります。 750万円の収入ということなので、200〜300万円で生活していくことになります。

これを12ヶ月で割ると、16万円〜25万円程度の生活費ということになります。 ふむふむ生活費はそれなりに妥当、僕と対して変わらない範囲だと思いました。

違うのは、やっぱり収入の多さです。 20代のうちから750万円ももらえるのは、さすが海外だなと思いました。

日本の場合東京でも20代の平均年収が約480万円とその差が300万円程度あるので、日本でピートさんと同じようなことをしようとおもったら、収入のほとんどを貯金しないといけなくなります。

heikinnenshu.jp

上記を踏まえると、日本で独身の場合、年間100万円程度を20代で貯金、投資できていれば、かなり良い方なのではないかと思います。

J.P. Livingstonさんの場合

上記の記事でもう一人の例が紹介されていました。

J.P. Livingstonさんは、

ウォール街の金融関係で7年働いて225万ドル(約2億5500万円)貯め込んで28歳でリタイアした

ということで、さすがウォール街と思いました。

21歳から働いて、7年間で給料の7割を貯金に回すことで、2億5千万貯金することができるなんて日本じゃ考えられないと思いました。 仮に収入が毎年同じと仮定しても、年間4,500万円の収入があったことになります。(まじですげー。。。。)

かと言って、今からウォール街で僕が働けるかと言うと、それは現実的ではないので、普通のサラリーマンをしつつ、副業としていろいろチャレンジするのが収入を増やす現実的な路線なのかなと、この記事を見て思いました。

FIREムーブメント。面白そうなので、これからも注目していきたいと思います。

金持ち父さん貧乏父さん

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