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7年SEやってきた僕が新人SEへ捧げる言葉【55個】

4月から入社する新人SEに向けて、先輩SEの僕がこれまで早めに知っておきたかった言葉やノウハウを捧げます。

SEに限らず抽象的なものから、具体的なものまであります。笑

1. プロ意識をもとう

入社したてであれば、ひとまず作業をこなすことで精一杯かもしれないが、君たちの給料はお客様からいただいている以上、素人ではなくプロである。新人だからといって、優しくしてくれるお客様もいるが、普通はSEの一人として見られます。一人のSEとしてプロ意識を持って、いろいろ学び、価値を発揮してほしいです。

2. 挨拶はしっかりしよう

これはSEに限らずの話ですが、やっぱりしっかりと挨拶できる方は優秀に見られます。朝出社したらハキハキと「おはようございます!」と言おう。新人であれば、少しやりすぎぐらいが、先輩や上司、お客さんから可愛がられるので、少し大げさに挨拶してみよう。

3. 目的意識をもって作業をしよう

これもSEに限らない話ですが、何かしらの作業を行う場合は、目的を考えて行動することをお勧めします。 例えば、資料の作成を依頼された場合は、この資料は何のために作成しているのか、誰が読む資料なのかを意識して作成します。当たり前のように感じますが、この目的がずれることがSE業界では多々あるので、もしその作業の目的がわからなければ、依頼元にしっかりと「これは何のための作業なのですか?」と確認しよう。

4. 問題意識・課題意識を持とう

新人だとしても何かおかしいと感じるときは、臆せず「これっておかしくないですか?」と主張しよう。 それは些細なことでもかまわないと思います。例えば、みんなの机の上が汚かったり、職場が物で散らかっていたりしたら、それは全然指摘して良いと思います。指摘した上で、「こうしたらもっと良くなります! なので、私にやらせてください!」って言えるとベターです。

5. わからないことがあった場合、まずは自分で調べよう

僕もSEになりたてのころ、分からないことばかりでした。打ち合わせに出ても分からない用語ばかり飛び交い、ついていくことができませんでした。分からないことがでてきたら、まずは自分で調べる努力をしましょう。今であればGoogle先生にまずは聞いて、それっぽい情報が出てこなければ、その職場特有の用語である可能性が高いので、それは職場の先輩などに聞きましょう。

6. 配属されたら、なるべく早くメンバーの名前を覚えよう

配属されたら、なるべく早い段階でその職場の方の名前は覚えましょう。早い段階で何かと名前を覚えておくと便利です。電話をとって、「誰々さんいますか?」と聞かれても、すぐに回すことができます。名前を覚えるとともに、その人がどんな役割の人か把握しておくとよりベターです。

7. 名前間違いに気をつけよう

職場の人の名前を覚えても、名前の間違いには気をつけましょう。 特に、斎藤、高橋、渡辺などは漢字の種類が複数あるので、メールを送る際の名前間違いには気をつけましょう。 このへんがきっちりできると良く間違えられる側からすると「お、分かってる新人だな」ってなります。

8. 積極的にコミュニケーションをとろう

配属されたら、積極的に周囲の人とコミュニケーションをとろう。コミュニケーションのとり方は何でも良いと思います。
「◯◯さん、よろしくお願いします!」
「いろいろと聞くかもしれませんが、よろしくお願いします!」
「ひとまず読んでおくべき資料等はございますか?」
など、なんでも良いので、周囲とコミュニケーションをとることで、早く打ち解けることができます。

9. 誰かに物事を聞きに行く際は「◯分だけお時間よろしいですか?」から始めよう

僕も新人で配属された際は、分からないことだらけで、周囲の人に聞きまくってましたが、この業界忙しい人ばかりです。いきなり「この部分について教えてください。」と聞く前に、「5分だけお時間よろしいでしょうか?」と必ず確認するようにしよう。忙しい人であれば、「ちょっと10分だけ待って。」とか答えてくれるはずです。

10. あらゆるショートカットコマンドは習得できる限り習得しよう

ショートカットは新人のうちに可能な限り把握しておこう。Windowsの端末を用意されたのであれば、Windowsのショートカットは色々と覚えよう。他にも作業で使うソフトのショートカットコマンドは全部覚える勢いで覚えると良いです。ショートカットで短縮される時間はごくわずかですが、それが何年も地理積もれば、圧倒的な差が産まれます。 僕の周囲の人も仕事ができる人は、あらゆるショートカットコマンドを活用して時間の短縮を図っています。

11. 打ち合わせを設ける際はアジェンダを用意しゴールを決めよう

僕はよく上司に「これは何のための打ち合わせなの?」と聞かれることが、若いときはありました。 何かを決定する打ち合わせなのか、状況を共有する打ち合わせなのか、ディスカッションさせてもらう打ち合わせなのか、それを明確にして、打ち合わせに臨もう。その際にあらかじめ下記のような感じでアジェンダを用意しておこう。

アジェンダ

  • 本打ち合わせのゴール
  • 背景
  • 事象
  • 課題
  • 決定事項の振り返り

12. 話をする際はハキハキしゃべろう

話をする際は明確にハキハキとしゃべろう。新人の場合、最初は自信がないかもしれないが、間違ったことを言ってもいいからハキハキとしゃべろう。何を言っているか分からない場合は、間違っているかどうかも分からないです。

13. あれこれ聞きすぎないようにしよう

先輩や上司に分からないことを聞く際は、あれこれ沢山のことをいっぺんに聞かないようにしよう。もし、聞きたいことが山ほどある場合は、あらかじめエクセル等にまとめておき、先輩や上司に対して、「分からないことがあるので、まとめてお聞きする場を設けさせてください。」と言って、時間をもらうようにしよう。そうすれば、聞かれる側も悪い気はしないはずです。

14. 作業管理をしっかりしよう

僕が新人だったころ、あれこれと雑務を突然言われ、細かい作業でいっぱいになり、首が回らなくなったことがありました。それで作業の期限に間に合わず、怒られてしまったことも多々ありました。なので、作業の管理はしっかりしよう。おすすめは作業を振られたら、エクセルに書き、それに要する想定時間を記入します。その後は、Outlookなどの予定表に、その作業をどこで実施するか埋めておきます。こうすることで、作業の管理ができるようになります。もし、突然今日までにこの作業をやってほしいと先輩から依頼されて、他の作業の予定が入っていた場合は、「本日はこの作業を実施する予定でしたが、明日中には実施できます。」と言った感じで、リカバリプランを提示できるようになります。

15. 遅刻はやめよう

これは言わずもがなでありますが、遅刻はやめよう。SEの場合、営業時間のような概念があるところが少なく、出社時刻は一応決まっているものの、守らない方が僕の周りの場合、多いです。だからと言って、遅刻するのは、社会人としてマイナスです。役職が上の人は、朝が早い人が多いです。もし、遅刻しないキャラを続けることができれば、「お、あいつは時間をちゃんと守るやつだな。」という印象を与えることができます。

16. 残業はしないようにしよう

残業はこの業界はつきものです。僕の場合も作業が定時内に終わらず、残業することが一時期多かったです。好きで好きでしょうがない、夢中になって時間を忘れて働いてしまったといった形の残業はとても良いと思うのですが、いやいややる残業はよくないので、効率よく働いて家に帰って勉強するなり、趣味をやったりした方が、より充実した人生を送れると思います。

17. 段取りを意識しよう

作業を行う際は段取りを意識しましょう。まず、依頼されたことを細かく実施できるレベルまで作業に分解し、それぞれに要する時間を算出しましょう。その中には、途中先輩や上司のレビューなどがあったりします。それをいつ実施するのか、じゃあいつまでにレビュー依頼をしなければいけないのか、逆算で段取りを考えていきましょう。

18. スケジュールを作成してみよう

作業を振られたら、必ずいつまでに実施するか聞いた上で、作業のスケジュールを作成してみましょう。その際、何かあった際のバッファを用意しておくことをおすすめします。バッファがあれば、突発的な作業が発生しても対応することができます。

19. メールの返信は早めにしよう

僕が新人のころ、作業で忙しくて、お客さんへのメール送信が遅れてしまったことがありました。そのとき、上司から言われたのが、「メールを1本送信するくらいであれば、5,10分で終わるだろ。」という言葉でした。確かにどんだけ忙しくても5,10分の時間を捻出することぐらいは余裕で可能です。何らかのメールを返信しなければいけないときは、自分がその流れのボトルネックになっています。自分がいつまでもメールを返信しなければ、いつまでもそのやりとりは終わりません。なので、返信を要するメールに対しては、迅速に打ち返しましょう。

20. 悪いことが発生した場合はすぐに先輩や上司に報告しよう

SEをやっていると何か問題を見つけたり、自分がミスをしてしまったりすることがあります。そんな際は、隠さず早急に先輩や上司に報告しましょう。それは部下としての義務です。僕の場合、過去に報告が遅れ、問題の傷口を広げてしまったことがありました。もっと早く先輩や上司に報告していれば、状況は変わっていたことでしょう。 また、問題を早く報告することで別の効果もあります。報告された上司や先輩から「あいつはミスや問題を起こしてもすぐに報告してくれるから、信頼できるな。」と思われることです。つまり、信頼されやすくなるということです。 ただ、問題やミスを報告する際は、以下のことに気をつけましょう。

  • 起こっている事象を正確に事実ベースで伝える
  • その影響範囲を伝える(ユーザー影響がでているのか、など)
  • 分かっていれば、その原因を伝える
  • リカバリプランを伝える

21. 役立つツールは使いこなそう

SEたる者、役に立つソフトは職人でいう道具にあたります。役立つソフト、ツールは使いこなせるようになりましょう。

特に用意してほしいのは、

  • テキストエディタ(職場ではsakuraエディタが主流ですが、僕はAtomがおすすめです。)
  • クリップボード履歴ソフト(Cliborがおすすめ)
  • ファイル検索ソフト(Everythingがおすすめ)
  • ファイルやフォルダを比較ソフト(DFがおすすめ)

です。

22. 簡単なスクリプトは書けるようにしておこう

SEとして大量データを加工したり、同じ作業を繰り返し実施する場面に出くわすことがあります。その場合は、簡単なスクリプトを書けると自動化でき、作業効率を大幅にアップさせることができます。VBABash、Paython、Rubyなんでもよいので、簡単なスクリプトを書けるようにしておきましょう。これができれば、周囲から一目置かれる存在になれます。

23. 本番環境でコマンドを実行する際はコピー&ペーストで実施しよう

新人の場合、本番環境って何?って思うかもしれませんが、商用の環境のことで、テスト環境とは違う実際にお客様が触る環境になります。その本番環境で作業する際は、コマンドの手入力は行わず、必ず手順を用意し、コピー&ペーストで実行するようにしましょう。手入力の場合、間違ったコマンドを実行してしまう 可能性があります。

24. パワポで説明資料を作成する際は1スライド1メッセージを心がけよう

もし君がパワポでの資料作成を依頼されたら、1スライド1メッセージを心がけよう。そして、そのスライドでは何を伝えたいのかを明確にしよう。作り方としては、ヘッドメッセージ→詳細な図、グラフといった形でスライドを作成しよう。あれこれ情報を詰め込みすぎると何を伝えたい資料なのか分からなくなってしまいます。分かりやすい読み手に伝わる資料を作ることを心がけよう。

25. 車輪の再発明はやめよう

車輪の再発明」って何って思うかもしれませんが、要はもうすでに作られているものをまた作るなってことです。スクリプトでも資料でもなんでも、自分の作りたいものと似たようなものはすでに世に出回っていることが多いです。その場合は、それをそのまま流用しちゃいましょう。著作権に引っかかるようなことはまずいですが、アルゴリズムや資料のフォーマット等は、どんどんパクっちゃいましょう。

26. エクセルとの戦いに準備しよう

正直SEはエクセルとの戦いです。どれだけエクセルを使いこなせるか、これにかかっています。どれくらい関数を知っていて使えるか、ピボットテーブル、スライサーは使えるか、ショートカットコマンドをどれくらい知っているかで、大きく差がでてきます。 そのために若うちからエクセルの使い方を勉強しておくと良いでしょう。

27. 積極的に電話を取ろう

僕が職場に配属されたとき、まず任されるが電話番でした。
それくらいしかできることがなかったので、積極的に僕は電話をとりまくりました。
「はい、〇〇会社〇〇です!」と元気よく電話をとろう。
その電話はおそらく自分ではなく、職場のだれかへの電話だと思うので、それで職場の人の名前と顔を覚えることができます。

28. 電話するときのマナーを守ろう

電話をとるのとは逆に、自分から電話をすることもあると思います。その場合は下記の要領で電話をかけよう。

「〇〇会社の〇〇と申します。Aさんはいらっしゃいますか。」
Aさんが出たら、
「お世話になっております。〇〇会社の〇〇と申します。今お時間よろしいですか?」
と言って要件を分かりやすく伝えよう。

Aさんが不在の場合は、
「それでは改めてお電話いたします。」
と言って、時間をおいて電話をしよう。

29. 誤字脱字のチェックは徹底しよう

上記の「名前間違いに気をつけよう」にも少し似ているのですが、メールや資料の文章を作成した場合、誤字脱字は徹底的にセルフチェックをしましょう。誤字脱字が多いと「ああ、こいつが作る資料は微妙なんだな。」と信頼を失ってしまいます。可能であれば、声に出して読み上げることで、誤字脱字に気づける可能性が高まります。

30. 文章を書くときはなるべく短文で簡潔にしよう

メールでも資料作成でも文章を作成するときは、短文で簡潔に書きましょう。長文の文章は、読む側にとって、分かりづらいです。文章を書いていて長いなと感じたら、どこで区切れるか考え、二つの文章にしてしまいましょう。

31. 定期的に自分の仕事の仕方について振り返ろう

SE業界は忙しい。あっという間に時が過ぎ去ってしまいます。そんな中でも定期的に自分の仕事の仕方を振り返ることは大切です。今の自分のやり方は正しいのか、もっと効率的なやり方はないのか、他の先輩はどうやっているのか、改善点はないのかなどを振り返り、次のアクションにつなげていくことが大事です。 PDCAサイクルと呼ばれるものです。

32. 各種環境で作業をするときはログや画面キャプチャを残しておこう

SEとして仕事をするとテスト環境、本番環境で作業することがあります。その際、作業ログをとっておく、GUIであれば画面キャプチャをとっておく癖を習得しましょう。そうすれば、後から見ることができ、問題点や改善点を見つけることができます。

33. 社内独自のルールは早めに覚えてしまおう

それぞれの会社には社内独自のルールがあります。これは他の会社では全く役に立たないものなので、市場価値としては無いものですが、だからこそ早めに覚えてしまって、慣れてしまいましょう。ただ、気をつけたいのは、社内のルールは時に変わることもあるので、変わった際にきちんとキャッチアップしましょう。

34. 打ち合わせでは積極的に議事録をとろう

僕が新人だったころ、打ち合わせに参加しても何がなんだかさっぱり分からないことが多かったです。ただ、それでも議事録をとる努力をしましょう。7年経った今でも積極的に議事録はとっていますが、そういう人材は信頼されます。打ち合わせをして、終わった直後にささっと修正して、すぐ議事録を送付する。こういう人はかっこいいと思います。最初は分からないことが多いと思いますが、先輩に言われなくても積極的に議事録はとりましょう。

35. 分からない用語が出てきたら、まずは調べ、それでも分からなければ先輩に聞こう

分からないことが出てきたら、まずは自分で調べよう。当然のように思えますが、これまでの新人と関わってきて、意外とこれができていない新人SEがいます。ひとまずググろう、それでも分からなければ、詳しそうな先輩に聞こう。その際は、「自分なりに調べてみたのですが、この部分が分からないので教えてください。」と言って聞きにいこう。

36. メモをとる癖をつけよう

人間忘れる生き物です。絶対忘れないと思っていても、突然話しかけられたりするとすぐ忘れてしまいます。なので、メモする癖はつけましょう。メモのとり方は紙でも、テキストエディタでもどちらでも良いと思います。僕の場合は、図をささっと書きたいときは紙に書き、文書はPCでメモしています。

37. すごい人が何をしているか観察し、技を盗みましょう

この業界で働いていると時にスパーマンと出くわすことがあります。困難な問題をささっと解決してしまう人だったり、行動力が半端ない人だったり。そんなスーパーマンが何をしているのか、よく観察しましょう。そして、その人の技を盗みましょう。

38. たちの悪い先輩にはとりあえず良い顔をしておこう

働いているとすべて良い人ばかりかと言うと、そんなことはありません。たまにはたちの悪い人に出くわすことがあります。そんなときは、とりあえず良い顔をしてスルーしましょう。たちの悪い人をどうやってコントロールするか、このスキルを身につけるのも大切です。

39. すごい先輩が作ったものを活用しよう

周囲にはそれぞれ強みを持った先輩がいると思います。資料作りが上手い先輩、スクリプトをきれいに書く先輩、プレゼンが上手い先輩。そんな先輩が作ったものを多いに活用しましょう。例えば、資料作りがうまく、分かりやすい資料を作成する先輩の資料を真似て自分の資料を作成したり、プレゼンが上手い先輩の仕草や動作を真似て自分もプレゼンしたり、すごい先輩たちの真似をすると成長スピードが一気に上がります。

40. 上司とも仲良くなろう

上司は自分を評価する立場の人ですから、多少ビビるかもしれませんが、上司と仲良くなっておくことで悪いことはありません。ゴマをすれと言っているわけではないですが、何でも相談できる上司がいることは、働く上で非常に強みになります。

41. たちの悪い上司の場合はその上司と仲良くなっておこう

上記で上司と仲良くなろうと説明しましたが、全員が良い上司にあたるとは限りません。中にはたちの悪い上司にあたることもあります。過去の僕もそうでした。パワハラっぽい発言があったり、無茶な要求をされたりと、色々と大変な思いをしました。その場合は、その上司の上司と仲良くなってみましょう。そうすれば、そのたちの悪い上司の相談をしやすくなります。

42. 周囲からパワハラ・セクハラをされたら誰かに相談しよう

もし配属された職場でパワハラ・セクハラを感じたら、専門の部署や機関に相談しましょう。そんなやつは生産性を下げるだけです。さっさと対処してもらいましょう。別に臆することはありません。だいたい匿名で相談にのってくれるので、気軽に相談しましょう。

43. 積極的に勉強会・イベントに参加しよう

特に新人はスキルも乏しいので、積極的に勉強会やテックイベントに参加しましょう。社内社外問わずです。そこで新しい発見もあるものです。自分の興味のある分野で良いので、自分から主体的に探して、参加してみましょう。レベルが高そうでも気にすることないです。僕の場合、そんなことも知らないの?って言われたことは一度もありません。

44. 積極的に情報発信しよう

勉強会やイベントに参加した後は、積極的にその内容を発信しましょう。その際、自分の考察、所感も交えるとより良いです。発信する場としては、職場の人でも良いですし、こういったブログでもよいと思います。情報を共有することで、自分の理解も深まります。

45. 自己研鑽をしよう

SE業界は進歩が激しい業界です。僕が新人だったころと比較しても圧倒的に状況は変わっています。7年前ではできなかったことが、今では出来るようになったりと、進化が激しい業界です。なので、SEたるもの日々自己研鑽です。最近はWebで手軽に学習できるサイトなどがありますので、それを有効活用しましょう。

46. 自分なりのストレス解消法を見つけよう

SEはストレスがかかる仕事です。ストレスの種類もたくさんありますが、自分なりのストレス解消を早めに見つけておくことをおすすめします。お酒も一時的には良いかもしれませんが、飲みすぎると色々と支障をきたすので、あまりおすすめしません。僕のおすすめは運動、カラオケ、映画、美術館です。

47. 健康でいることもプロとして大事

健康でいることもプロとして大事です。スポーツ選手であれば、怪我をしない選手が優秀と言われるように、SEも体が資本です。健康には気をつかいましょう。体調を崩して、休んでしまうといことがないように健康管理は徹底しましょう。休みがちの方は、周囲から信頼されません。本当に簡単なことでもいいので、健康管理をしましょう。僕の場合、帰宅後の手洗いうがいは欠かさずやっています。睡眠時間もきちんんと確保しています。それもあって、ここ最近は風邪を引いたことがないです。

48. 休日は遊ぼう

休日は思いっきり遊ぼう。SEたるもの遊び心は必要です。気の合う人と思いっきり遊んで、感性を磨いたり、ストレスを発散しましょう。

49. 同期は大事にしよう

同期は大事です。僕も同期とは今でも交流があり、社内の情報を共有したり、他の職場ではどういうことをしているのかを聞いたりします。ときには仕事でフォローしてもらったり、逆にフォローしてもらったりします。そういった意味で同期の存在は大きいです。 仕事のしやすさにも関わってくるので、同期は大事にしましょう。

50. 本を読もう

本は読もう。読む本に関しては、なんでも良いと思います。ビジネス書でも、技術書でも、小説でもなんでも良いから本は読みましょう。それが自分の糧になります。

51. 自分の会社のことを知ろう

就活をしている段階でもしかしたら、ある程度企業分析はしているかもしれませんが、実際に中で働いてみると新しい発見があるものです。そこで働きながら自分の会社はどんな会社なのかを把握しておくことは大事です。どんな制度があるのか、どんな職場があるのかなど、中で働かないと分からない情報を把握しておきましょう。

52. お客さんのことも知ろう

お客さんのことを知ることは非常に大事です。お客さんの業界はどんな業界なのか、競合はどんな会社なのか、売り上げはどれくらいあり、利益はどれくらいあるのか、これらの基礎情報を押さえておくことは非常に大事です。お客さんのニュースリリースなどにも注目しておきましょう。そうすれば、お客さんとの会話に困ることはないと思います。

53. 自分の武器を探そう

新人SEの場合、自分の武器、強みとなるものが少ないと思います。こればっかりは、その人の特性もあるので、なんとも言えませんが、自分の武器、強みとなる領域を探しましょう。そのためには、いろんな仕事を経験し、自分の得手不得手を把握する必要があります。好き嫌いもあると思います。僕の場合は、Windowsが嫌いでLinuxが好きという感じです。なので、Linux屋さんとして僕は働いている感覚です。こんな感じで自分の強みとなる領域を新人のころから食わず嫌いにならず、探していきましょう。

54. 人よりも数をこなすことを意識しよう

人よりも数を圧倒的に数をこなす。これは非常に大切な考えです。量が質を生み出すからです。 これは前にも記事で書きましたが、いろんな方が言っています。

saito.hatenadiary.com

だれよりも作業を行うことで、質が上がり、かつ自分の自信にも繋がってきます。

55. たくさん失敗しよう

僕はこれまで恥ずかしながら、人よりも多くの失敗をしてきました。それは逆に捉えれば、チャレンジングなことをたくさんしてきたからです。それでもそのたくさんの失敗があったからこそ、今の僕があると思っていますし、自信にもつながっています。これからSEになる方には、失敗を恐れず上司を恐れず、たくさんの失敗をしてほしいと思っています。それが必ず糧になります。逆に言えば、失敗が少ない人は成長も遅いと思います。若いうちにたくさんの失敗をして、かっこいいSEになってほしいです。新人であれば、多少の失敗は周囲も大目に見てくれます。

まとめ

僕自身SEという職業はとても楽しい仕事と感じていますので、新人SEになったみなさんも充実したSE人生を歩めるよう心から祈ってます!

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